大坂天満の呉服商「五鈴屋」の7代目店主となった幸は、亡き夫との約束でもあった江戸に念願の店を出した。考え方も着物の好みもまるで異なる江戸で果たして、幸たちは「買うての幸い、売っての幸せ」を実現できるのか。