大塚楠緒子、与謝野晶子、竹久夢二、小熊秀雄の四人は、重なりあいながらほぼ同年代を生き、思想弾圧の厳しいなかそれぞれに反戦詩を書いている。反戦詩を含め四者四様の生のあり方をみずみずしく謳ったアンソロジー。