第二次大戦時、捕虜となり日本に連行された英国軍兵士に待っていたのは、強制労働と暴力、飢え、病気との戦いだった…。京都・大江山捕虜収容所での苦悶の日々と、戦後、大江山の人々との交歓を経て、和解に至る道のりを綴る。