平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、現代的な生活を送る「平成くん」。だが、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人に告げ…。平成という時代と、いまを生きることの意味を問い直す。『文學界』掲載を書籍化。