東大に進学したものの世間にも東京にもなじめず困っていた著者が、ある言葉で自分の時間を生きることを決意した結果、期待も想像もしていなかった方向に流れていった人生を振り返る自伝的エッセイ。紆余曲折の出来事の中で出会った人々などを克明に書き綴る。